消費税10%への増税について

消費税を10%に増税するそもそもの理由は国債、国の借金を返済することと社会保障費の支払いにあてる2つのことであった。ところが国の借金の返済を半分に減らし教育、子育ての充実に使おうとしている。具体的な内容は低所得世帯の0歳〜2歳の子供の無償化、全世帯の3歳〜5歳の幼児教育の無償化、年収590万未満という条件付きながら私立高校の授業料の無償、大学など高等教育に対する給付型奨学金の創設などであるが費用的な面からとてもじゃないが実現できるものではない。国債返済の半分、1.7兆円を回すというのだがこの金額でとてもじゃないが金額的にカバーできない。にもかかわらずなぜこのようなことを突然言い出すのか?次に行われる参議院選挙で教育、子育て世代の得票数を確保したいそれだけのような気がする。やれるやれないは別にしてやろうと言う意思を表明するだけでその世代の得票数は確保できると考えているのではないのか?